mrbq

なにかあり/とくになし

引き続き今年の10大ニュース

第9位
「大慶」のつけめん変身


アル・クーパーが“つけめん”に負けるのか!
このあたりのランキングは思いつき優先といった感じなのでご容赦を。


「大慶」というのは、家から歩いてすぐのところにあるラーメン屋。
夜になると、近所の人間のみならず、あちこちからラーメン好きやタクシーの運ちゃんが集まってくる店で、かなり繁盛している。
売りは白濁したとんこつしょうゆのスープと、たっぷりの背脂。
そして、オールバックでこざっぱりした、男前の店長。
つい最近、お店を大々的に模様替えして、何だかちょっと洒落た感じになったばかりだ。


その「大慶」の隠れたメニューにつけめんがある。
実は、このつけめん。
そんなに好きじゃなかった。


それがつい最近。
「悪いね、太麺が切れてるんで、細麺でいいかな」
と男前の店長に言われたときのこと。


通常、つけめんは太麺なのだ。
それを細麺に変えてみたとき、すべてが変わった。


やばい!
美味すぎる!
味が舌に絡みすぎるじゃないか!


太麺だったときは、豪快なんだけど話の通じないやつだった。
細麺になった途端、そんなに細かい気遣いの出来るやつになるなんて。
しかも、その自分の変化に自分で気が付いてない感じ。
そこが、またいい。さりげない。


というわけで、9位は、「大慶」のつけめん。
赤丸急上昇で心のヒット・チャートに飛び込んできたのだ。
はずしようがない。