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なにかあり/とくになし

在中華飯店的実験

ツマと中華を食べたときのこと。
そろそろ帰るかと席を立とうとして「ごちそうさまです〜」と言った。


しまった、ちょっと小声だ。


結構、店員さんも忙しそうで、皿の音がカチャカチャしてたから、
ひょっとして気が付かなかったかも。


ところが、さすが本職である。
「はい、どうもありあとございまーす」と伝票を持ってきてくれた。


帰り道、ふと疑問が湧いた。


あのシチュエーションでは、
客である我々が言うセリフは「ごちそうさまです〜」以外にはありえないよな。


ひょっとして、「ご●●●●●まです〜」くらいしか聞こえてなくても、
誰だってそう判断してしまうよな。


たとえば、あれが「ご愁傷様です〜」だったとしたらどうか?
白いハンカチを目に当ててくれるだろうか?(そんなわけない)


というわけで、中華料理屋でいつか試したい、
席を立つ際の挨拶ヴァリエーションを考えてみた。
一部はツマの協力による。


「ごらんになりましたです〜」


「ごはんもっと食べたいです〜」


ゴスペラーズです〜」


「五時からさんまのまんま(スペシャル)です〜」


「五反田です〜」


「ご意見はごもっともです〜」


「五年前なら買ってましたです〜」


「ご実家は埼玉です〜」


是非、お試しを!


最後にトリノ・オリンピックに関する素朴な疑問。


フィギュアスケートの技のひとつだと思うのだが、
あの“前蹴り”風に足を跳ね上げた滑り、
何て言うのだろう?


申年生まれとしては“サルコー”(回転の名前のひとつ)にも、何となくシンパシーがある。