午前9時50分、日暮里駅。
ある件で印刷所まで見積もりの相談に。
あとで知ったことだが、
隣の西日暮里駅では同じ時間に、
ホームでスリ団がスプレーを撒いて大立ち回り。
まさに「同日同刻」(山田風太郎)とは、このことか。
そんなこととはつゆ知らず、谷中の葉桜を遠くに眺める。
「山下和美短編集」(講談社モーニングKC)。
「週刊モーニング」不定期連載中の「不思議な少年」も単行本で買っているが、
こんな短篇集が出ていた(2002年4月)とは不覚にも知らず。
2002年の4月と言えば、ちょうど4年前。
その日の自分の「同日同刻」を思い出せるか?