現代人と鼻唄
「NHKアーカイヴス」で放映された
昭和38年(1963年)のドラマ「下町」を見ていたら、
劇中で何度も村田英雄の「王将」が鼻唄されていた。
しみじみと思うのは、
鼻唄の王道は、やっぱり歌メロ。
“流行歌”の“流行”という部分は、
今ではインフルエンザや何とかウィルスにしか使われなくなったが、
かつては歌も鼻や口から流行してゆくものだった。
こないだ、アシッドジャズのつもりでハミングしていたら、
「何ですか、その幼稚園の運動会みたいなのは?」と訊かれた。
聴こえないのかよ、このおれの脳内カッティングと
ファンキーなブレイクビーツが。
これからは何小節かに一回はドラムのオカズを入れるようにしよう。
現代人は大変だ。
それはそうと、
今年の「NHKアーカイヴス」は
「にっぽんのくらしの記憶」と銘打った年間シリーズを予定。
1950〜70年代の貴重映像、目白押しっぽい。
とりあえず、来週14日放映予定の
「若さとリズム」(1965年)は押さえとかないと。
出演:弘田 三枝子
鹿内 タカシ
布施 明
ザ・スカーレット
ミュージカル・アカデミー
東京混声合唱団
ジャニーズ
振付:山田 卓
バレエ:ユニーク・エイト
音楽:三保 敬太郎
前田 憲男
東海林 修
森岡 賢一郎
大沢 保郎
演奏:津々美洋とオールスターワゴン
猪俣猛とウエストライナーズ
小俣尚也とドライビングメン
映像はカラー。
こいつは新春からタイヘンだ!