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なにかあり/とくになし

平年よ

春分の日を過ぎて、急に暖かくなった。
近所の桜もちらほらと咲いている。


それにしても、
天気予報で「平年並」とか「平年より●日早く」などと
よく言うけれど、
その“平年”が、何だか遠いものになっているような気がする。


このご時世に、
“平年”と比較することに、何か前向きな意味があるの?
そういう気分もする。


“平年”とは、何にもないけど穏やかな年という意味か。
そのありがたみは、たぶん、
完全になくなってしまってからしかわからないだろう。