カール・ゴッチ最後の妄想スリー・カウント
苗場の夜も更け切って、
ROVOが爆音で山にこだまするころには
空も白んできた。
カクバリズム角張社長の運転車に同乗させてもらい、
5時過ぎに現地を出発。
道中、うとうとしながら
猛烈な雨を2度通過。
週末、東京近郊でも、
ときおりこういう雨に見舞われていたらしい。
自宅そばまで丁寧に送っていただき(大感謝)、
車を降りるとき、
社長の口から
カール・ゴッチ死去の報を知らされた。
脳内にゴッチ式パイル・ドライヴァーをくらう。
鈍い衝撃を感じたまま、
ぼんやりとお礼をし、
家に帰って布団に崩れ落ちた。
ゴッチ選手、
松永良平選手からスリー・カウント取りました!
いや、
ゴッチは関節技の鬼だから、足首をギュッ。
あたた、あいたた。
カンカンカンカン!(試合終了を告げるゴングの音)
そんなわけで、
本日のハイファイ出勤は2時間遅れであった。