2007-08-31 真ん中のひと 過日。 ツマとふたりで自転車に乗っていて 狭い曲がり角に立っていた 年嵩のサラリーマンを二台で 挟み込むかたちになってしまった。 そのとき、 サラリーマンが大きな声でひとりごと。 「真ん中だ〜」 人間、心の中で思っても なかなか口に出さないタイプの言葉がある。 この日、 ぼくは、そういう“心の声”を聞いた。 そう思うと、味わいが深いようなそうでもないような。