仕切りの多いレコード屋に捧ぐ

実家（熊本）にいたころ、
よく通っていたレコード屋さんが
閉店ではないのだが、
2フロアだった店舗をワンフロアに変更し、
新譜をメインにしたお店になったと聞いた。

帰省したときに
必ず足を向けていたかというとそうでもない。
それでも去年訪れたときは、
2Fの中古フロアには
相変わらずパンパンにレコードが詰まっていて、
仕切り（コーナー）の数も無闇にたくさんあって、
何だかそのままでうれしかったのを思い出す。

あー、あそこが無くなったのかー。

あの店内に置かれていたレコードが貴重だったのではなく、
あの店内そのものが貴重だったと
どうしても言っておきたい。

仕切りが教科書だったんだ。