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なにかあり/とくになし

朝のプレゼント、昼のプレゼント、夜のプレゼント

誕生日の朝は
郵便受けに入っていた小包。


「渋谷百軒店 ブラックホーク伝説」(音楽出版社)が
入っていた。


伝説のロック喫茶の
伝説の店員、松平維秋さんが
70年代に選んだ伝説のアルバム・リスト。
それが「ブラックホーク99選」。


学生時代、
その店と、そのリストの存在については
ぼくは早稲田の近所にあった
「ジェリー・ジェフ」で知った。


今回、
そこに選ばれたアルバムを
松平さんの原稿に交えて
ライターたちの書き下ろしで再構成するという企画に
ふとしたきっかけでお声をかけていただき、
3枚だけとは言え参加させていただくことになった。


光栄です。


順に
荒井由実ひこうき雲
ジーン・クラーク「ホワイト・ライト」
ドノヴァン「HMSドノヴァン」の3枚。


これもひとつの誕生日プレゼントかと
勝手に思うことにする。


余談だが、
松永良平」の「松」と「平」が縮まって見えるのか、
ぼくがひとから名前を言い間違えられる筆頭は
「松平さん」である。


誕生日の昼は
バンヒロシ。


前日のライヴ@円盤を終え、
本日のバン氏の行動は
植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」@世田谷文学館での
小西康陽&小梶嗣対談を経由して
ハイファイ・レコード・ストア着。


制作中の極秘音源をCD-Rでいただく。


誕生日の夜は
スキヤキ。


昼間、電話したときには
「今日は家で一日中『24』のDVDを見る!」と
うそぶいていた中野の弟も、
しれっとテーブルに着いていた。


昨日から密約されていた
だまし討ちであったらしい。


39歳になりました。