おくら入り
おくら。
を食べられるようになってしまった。
おくら。
で一回言葉を断ち切って、
自分との関係を無きものにしておきたいくらい
苦手なものだったのに。
醤油味がついていれば
結構いける。
まだまだウブな味覚ではありますが。
歳を取るごとに
何か食べ物を克服するという機会の
ここ10年来で最大のものは
チーズだったのだが(今でも生は苦手)、
おくら
はそれを飛び越えるかもしれない。
そういうことがあると、
今まで聴かず嫌いだった音楽や
読まず嫌いだった作家も
手を出してみようかと思ったりする。
まさに“おくら入り”していた存在!
実は今年、
そういう“おくら”なバンドが
あったんだ。
おくらに似てる名前と言ったら
怒られそうなバンドであった。