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なにかあり/とくになし

時差ぼけ選手権について

毎度のことながら
時差ぼけにしばし苦しめられている。


いや、
苦しいというよりも、
意のままに操られている感じ。


もし時差ぼけの神様が
ショッカーで、
ひとたび「行け!」と言われれば、
ぼくは「キー、キー」叫びながら
見事に戦闘員を務めることでしょう(夕方7時頃以降)。


時差ぼけのひどいひとたちを集めて
「時差ぼけ選手権」を開催したとする。


決める基準はどうするか?


時差ぼけの度合いが大きいということを基準にするならば、
出かけた距離(すなわち時差)の大小と
戻ってからのぼけ(体感時間と実際時間のずれ)の大小で
判定することになる。


たとえば8時間ずれた場所から戻ってきて
時差ぼけが8時間分あるとする。


それは時差ぼけとして正確だ。


しかし、”ぼけ”という意味では、
その正確さはおかしいんじゃないの?
そういう異論もあるかもしれない。


だとすると、落差を問うてみるか。


5時間しか時差がない場所にいたのに、
時差ぼけは8時間分出た、とか。


そういうことを突き詰めてゆくとだ。


最大の時差ぼけは
理論上
23時間59分59秒(以下は切り捨て)ということになる。



今いる場所より1秒だけ東に移動して
時差ぼけは23時間59分59秒。


あれ?
それって、ほとんどぼけてないんでないの?


「何言ってるんですか?
 ぼくはほとんどまる一日分時差ぼけしてるんです!」


このたとえ話の説得力、
エネルギーに換算するとオナラくらいか。


すなわち屁理屈である。