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なにかあり/とくになし

トゥ・カバー・オア・ナット

近年のプロレス本の中では図抜けて
おもしろいという評判を聞いていた
「プロレス「悪夢の10年」を問う」(別冊宝島)を買う。


一緒に買ったのは
岩岡ヒサエ「オトノハコ」(講談社KC Kiss)。
高校のコーラス部を題材にした少女漫画。


通常、
漫画を買うとき、
ぼくはカバーをつけてもらう。


今回もそうした。


しかし、
カバーをつけてもらうのは
今日に限っては逆ではなかったか?


毒々しいことこのうえない表紙のインパクトは
駅のホームや電車の中で
独特のオーラ(臭気とも言う)を放つだろう。


女性客なら
一歩後ずさりしてしまうかもしれない。


まあ、
そんなこと考えてたら東スポなんか読めない。


それに
A4の大判なので
どのみち「プロレス「悪夢の10年」を問う」に
カバーという選択肢はない(店員に訊かれもしない)。


しかも結局、
カバーをかけた「オトノハコ」を差し置いて、
「プロレス「悪夢の10年」を問う」を
先に車内で読んでしまうのは間違いないんだから。


どれどれ。