自慢するわけじゃないが、
ぼくの腕および手は
医者を泣かせない。
血管の浮き出方がなかなか鮮やかで
採血などをするときに
ポイントがすぐわかるのだ。
今よりずっと太っていたころでも
その見え方だけは変わらなかった。
こないだ風呂場で
じっと足も見てみた。
手で出るものは
足にも出る。
内股の青筋が
やけにはっきりと見えて
体が必要以上に血管だらけになった気がして
ちょっとのけぞってしまった。
こんなことを書いているのは
NHKで夜中にやっていた松井冬子特集の影響か。
そのときは寝てて、
あとでネットで“再放送”を見たのだが。
彼女には、たじろいだ。