FLIP FLAP二題
しばらく前に読んで
書くのを忘れていた本の話。
とよ田みのる「FLIP-FLAP」(アフタヌーンKC)は
衝動買いだった。
ピンボールをテーマにしたラブコメ、
というか、
ラブコメの要素はほとんどなくて
ピンボールに命をかける話。
絵に好き嫌いはあるかもしれないが、
ピンボールにまつわる話と
独特のテンポが
率直に言っておもしろかった。
ところで
FLIP FLAPというと、
確か双子の日本人ガール・デュオもいた。
元・電機グルーヴのCMJKプロデュースで
「たんぽぽ」という曲でデビューした。
あれって何年?
短冊シングルCD の時代だった1998年。
テクノっぽい音作りは
Perfumeの先駆けと言えば言えたかも。
聴いているとちょっと気恥ずかしくなるような
純な感じがあって、
それはそれでひとつの魅力なのだが、
Perfumeのあっけらかんとした存在感を見ていると
ウェットさが余分だったのかもなとも思い返したりする。
ただし、
「たんぽぽ」は
いつ聴いても胸が熱くなります。
鉄板。