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なにかあり/とくになし

漫画界における合併について

ヤングサンデー」の休刊号を見て
ちょっとおどろいた。


これまで
不遇のうちに休刊、廃刊になる雑誌の連載は
どれもいきなりクライマックスを迎え、
打ち切りという名の最終回という憂き目に遭ってきた。


それが今回
「ヤンサン」の連載は
ほとんど終了しなかった。


それはそれで
いさぎよくないと感じるところもある。


移籍先が決まったものと、
今後は増刊号とやらで
ゆっくりと事実上の決着をとらされるもの、
行き先はふたつに分かれている。


河合克敏とめはねっ!」は前者だったのはうれしいが、
島本和彦アオイホノオ」は
後者だった。


残念。


9本もの漫画が
ビッグコミックスピリッツ」に移籍するということで
これはもう事実上の合併なのだ。
オリックス・バファローズなのだ。


ということは増刊号は
楽天なのか。
そうなのか?


ただ、「スピリッツ」の方がオリックスのはずなのに、
ここ数ヶ月の「スピリッツ」は連載の終了が続き、
むしろ「ヤンサン」よりも
近鉄めいた雰囲気が漂っていたのは事実。


朔ユキ蔵の新連載と入れ替わりで、
柏木ハルコ「地平線でダンス」が来週で最終回。
さびしくなるの。