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なにかあり/とくになし

ブック・オブ・ラヴ

こないだ
本をランダムにセレクトして送りますという
ブラインド・プレゼントをやったとき、
本棚をあらためて探ってみると
結構、ダブって買っているものがあって
ショックだった。


2度買いはしないというのが
若いころからの自負だったのに、
いつの間にかやぶれていたゴミ袋のようなもので
わらわらと部屋のそこかしこに
2冊目がいなさる。


そういうものを
何冊か封筒に入れさせていただいた。


もちろん
好きだから2冊も買ったわけで
自分にとっての価値が目減りしているわけではありません。


ご容赦、ご理解ください。


本によっては
表紙のデザインが好きだから
古い方や新しい方を買い直したので
2冊あるというものもあった。


文庫本などが
出版社が変わったり
時代が変わったりすることで
表紙や構成を変えることはよくある。


80年代前半に
角川文庫から出ていた筒井康隆の文庫は
山藤章二のイラストで統一されていたが
白と黒の二色のみで影絵風に描かれていて
愛着がある。


それにしても
レコード・ジャケットの本は何冊か出ているが
文庫本の表紙を集めたものは
まだ手にしたことがない。


それとも、
どこかですでに出ていて
とっくに絶版になっていて、
ぼくが知らないだけなのだろうか。


すぐれたデザインの文庫本を集めたその本には
巻末にCDを付けたい。


モノトーンズの「ブック・オブ・ラヴ」や
リー・ドーシーの「ゼア・シュッド・ビー・ア・ブック」
ロックパイルの「ホエン・アイ・ライト・ア・ブック」
エルヴィス・コステロの「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック」
なんかがそこには入っている。


今度
ちゃんと選曲してみたい。