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なにかあり/とくになし

親子丼は黄金の絨毯だ その1

こないだの帰り道、
渋谷駅の構内で、
とある黄金色の絨毯がクワッと目を射た。


微妙な陰影を帯びたその黄金の絨毯は
実は親子丼の写真だった。


ほおほお。
東急プラザ西館8Fにて
秋田物産展が12日まで開催中。


その一環として
比内産鶏の親子丼を特設店舗にて販売中とある。


気になる。
気になるね。


ハイファイ勤務中、
昼食で外出するというバイトのフジセを捕まえて、
いっちょう食ってこいと指令。


しかし、昼時だったこともあってか
「行列が20人くらいいて、
 しかも店内にいるおばちゃんたちが話に夢中で
 空きそうもないんですよ」
との報告あり。


やつは挫折したのだ。


それならばということで
夕方に今度は自分でトライしてみることにした。


活気あふれるフロアーの奥に
目指す親子丼屋はあった。
簡単に仕切られたスペースの外に
行列は10人ほどだろうか。


どうしようか。
やっぱり食いたいなあ。
と、誰に言い聞かせるでもなく
心に相づちを求めた。


さて、どうなったかは
長くなりそうなのでまた明日。


市川ヒロシ「またタビ」1巻(新潮社)を今さら買う。
名作「2人暮らし」の作者の家猫漫画。
家猫ブームに配慮(便乗)する新潮社の作戦か、
連載時にあったはずの初期の野良猫時代のエピソードがざっくりカット。


それでも、
この才能がありそうに思えないのに
とてもとても才能がある漫画家に
スポットライトが当たることを第一に我……我慢できません(本音)。