正月も七日を過ぎたら
正月も七日を過ぎたら
あけましておめでとうございます、はおしまい。
今日出す返事から
寒中お見舞い申し上げます、と書いている。
珈琲好きのひと
高校サッカー好きのひと
クイーンの「ホット・スペース」柄の賀状をくれたひと
などに返礼を書いた。
ある方からの年賀状には
大久保由希さんのCD用に推薦文を書いてましたね
とのコメントがあった。
大久保さんは
普段は女性ドラマーだが、
ギターを持たせると
有能で
ざっくりとブルージーで
それでいてしなやかな
女流シンガー・ソングライターへと変貌し、
恋の歌や
変なこだわりの歌や
ニューオリンズのブルースマン、スヌークス・イーグリンへの
すっとんきょうなラブレターなどを歌う。
去年出た彼女のソロ・アルバム
「MIRROR & MOUTHPIECE」は
そんな普通めいた風変わりさが愛おしいアルバムだった。
サケロックの伊藤大地も
コメントを寄せていたはずだ。
彼はレコーディングにもちょっと参加している。
そういえば、
どういうつながりなのか
直接訊ねたことがなかった。
今度訊いてみよ。
大久保さんに触れた賀状がうれしかったので、
その返礼に
去年の暮れからよく聴いている
河合耕平のデモテープCDを送ってみることにした。
とあるレーベルの方から紹介されたそのCD、
曲目も何もないのだが、
とても気に入っている。
ちょっとムシの居所のわるいとき(妄想)の
細野晴臣(「HOSONO HOUSE」期)が
とつとつと日なたを歩いている、
そんな感じか。
どんな感じだ。