幸運をつかさどる猫の話

ハイファイのお客さんで
このブログを見てくれている方がいて、
「うちも猫を3匹飼ってるんですよ」と
教えてくれた。

今度うちに来た猫は全身が茶黒まだらの
いわゆる“サビ猫”なんです、と
あらためて自猫紹介をした。

サビ猫は
メスしか生まれないという話を聞いたことがある。

そんなことを話したら、
そのお客さんが言うには
実は三毛猫もそうなんだという。

オスは
数万匹に一匹ぐらいの確率でしか
三毛にならないらしい。

西洋の船乗りは
オスの三毛猫を幸運のお守りとして珍重し
航海の友として連れてゆくのだそうだ。

猫の話で思い出した。

つい昨日、
中野の弟が書いていた炊き込みご飯の話が
おもしろかったので電話していたら、
妙な間が空いて
「話はそれだけですか？」などとやつが言う。

あの間は
電話を切りたがっていたそぶりではなく、
「何か言うことを忘れてませんか？」という
もじもじとした雰囲気だった。

ひょっとして、
前に朝から会いにきて
会えずじまいになっていたうちの猫を
そろそろ見に行ってもいいか？
という誘いの“間”だったのではないか。

ではあらためて
今週の土曜か日曜日、
うちに飯でも食いに来ませんか？
猫も待ってます。（公開招待）