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なにかあり/とくになし

ああ、ちちのおしえ

この話は
ハイファイ・レコード・ストアのブログからのつづき。


まずはこちらをご参照の上、
下記にお進みください。


松=松永良平
大=大江田信


松:「血が香る」と言えば、
  あれですよ。


大:ああ、
  昨日から言ってるやつね。
  なんだっけ、
  うわさのセクシー・アイドルの名前が「親の……」。


松:違います。
  「親の」じゃなくて「ちちの」です。
  天鳳(ネット対戦型麻雀ゲーム)で
  ぼくの打ち筋が
  父親に教えられたセオリーを守ってるっていう話ですよ。


大:そう、それが何でアイドルの名前になるのよ。


松:いやー、
  父権社会が崩壊した今こそ
  親父世代の心をくすぐるんじゃないかと思って。
  というわけで、どうですかね、
  新型アイドルの勝算は?
  ずばり、名前は「ちちのおしえ」です!


大:いたよいたよ、
  昔、レコード会社で働いていたころに
  会議でそういうロクでもないネタを言い出すやつが。


松:そーかなー?
  時代錯誤過ぎて、逆にいけるんじゃないのかなー?


大:そうそう!
  そんな感じで、いい加減な相づちを打つ上司もいた!
  本当にいたんだよー(苦笑)。


松:ダメですか?
  意味深な感じもありますよ?


大:売れるわけないじゃん!
  そういうことが起きないようにするための会議なんだよ!


松:ギャハハハ!
  そーかなー?
  ダメなのかなー?
  でもですよ、たとえばたとえば……(以下略)。


この話にオチはない。
長いドライヴの退屈しのぎにしている話なんだから
オチてしまっては困るのだ。


ちなみに、
この話のおおもとになった
本当の父の教えは
とある局面での牌を切る順番について(秘伝!)であり、
この会話に登場する架空のセクシー・アイドルとは何の関係もありません。