mrbq

なにかあり/とくになし

ベン・クウェラーが来るんですね

買付から帰って
ハイファイにひとまず立ち寄ると
ベン・クウェラーの来日を告げるビラが
無造作に置かれていた。


置き方も無造作なら
そのデザインも無造作。
裏面は白。


最近よくある
推薦コメント付けまくりのビラではなく
昔の新聞に挟まっていた片面印刷の宣伝ちらしに通じる気分。


小学生低学年のころ、
ぼくはそのチラシの裏に漫画を描いていた。


そんなガキ心のくすぐり効果を
狙っていたわけではないよね。
スマッシュさん。


とにもかくにも
ベン・クウェラーはやってくる。
たったひとりで。


新作「チェンジング・ホーセス」は
さりげないのに泣ける傑作だ。


“ルーツ・ロック”とかいう言葉は好きじゃないけど、
あえてそれを名乗るなら
このアルバムを基準にしてほしい。


つまり、
そこには音楽のルーツをひもとくだけじゃなくて
自分の(聴き手の)ルーツをめくらせるというか
たどってきた人生を想像させるものがあるってこと。


この日のスケジュールは今から全力で空けることに決めた。
詳細はこちら


ところで
アメリカのお土産として
最近凝っているのは
アルトイズという缶キャンディー。


フリスクみたいな
メンソール、シナモン系のキャンディーを入れた長方形の缶は
現地のスーパーでもよく見かけるけど
ぼくが好きなのは
まるい缶のフルーツ・キャンディー。


日本のキャンディーにはない
甘酸っぱ感が最高なのです。


しかもこれ、お土産物屋さんには売ってない。
これを見つけるには
街のガソリン・スタンドに併設された
コンビニに行かなくちゃならない。
それがミソ。


大江田さんは今回、何個も買い込んでいた。
はまってしまったんだ。


アルトイズは公式HPも楽しめます。