9歳のころ
来週の週末に
兄(長男)のこども(♂9歳)が
初めて東京にやってくる。
つきそいは
ぼくの母と彼の母(義姉)、
つまりツー・マザーズですな。
兄夫婦は
そろって休みが取れない忙しい仕事をしているので、
そういうトリオ編成になった。
東京からは
ぼくとツマと中野の弟というトリオが
接待をする。
ディズニーランドに行きたいというご要望なので
今いろいろと作戦を練っているところ。
小学4年生にあがる甥っ子は、
夢の世界をかわいいねと喜べる時期も
そろそろ終わりに近づいている。
この春からは部活動(スポーツ)も始めるらしいから、
ディズニーで見た夢なんて
すぐに忘れてしまうかもしれない。
何年か心の奥底で眠っていてもいいから
いつか大きくなったときに
彼の中でうずきだすような
思い出が作れたらいい。
9歳のころ、
ぼくは歌本目当てで「明星」を買うために
両親とおこづかいアップの闘争をし、
さらに「マカロニほうれん荘」という
強力な新連載が始まった「週刊少年チャンピオン」を
毎週購読しなくてはならない(とは誰も言ってないのに自分に命じた)
という難問がふりかかってきて
金銭問題で頭を抱えた。
今とあんまり変わらないじゃないか。