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なにかあり/とくになし

銀座線表参道駅の悲劇

昼から一件打ち合わせ。


終了後、
銀座線の表参道駅に向かうが、
ここからハイファイまでなら
歩いた方が早いと思い直し、
再び地上に向かう。


その途上、
ぐるるっとお腹がわるい音を出した。


ト、トイレはどこ?


いやな汗をかきながら探すと
構内工事中ということで
いつもとは違う場所に仮設のものが用意されていた。


しかし、
その前まで来て絶句。


いまどき
公共の場所にあるトイレは
いわゆるピクトグラム(図形化されたマーク)で
“男性/女性”とか、
大きいのとか小さいのを表示するのが普通だろう。


いや、
それは暗黙のルールであり
都市生活者としてのエチケットだろう。


ところがどうだ。
東京メトロの無邪気な方針なのか
どこぞの工事担当者の仕業なのか知らないが
小と大の入り口が分かれており、
しかもご丁寧に
壁にドーン!と貼り紙が。


「男性 小便所」
「男性 大便所」


(お食事中の方、ごめんなさい)


それだけでも恥ずかしいのに
この仮設トイレは作り方も悪い。


地下通路をせかせかと歩く社会人の目に
大便所のドアがまる見えなのだ。


こ、こんなところに入らなくてはいかんとは……。


これがホントの
ウンがわるい、ですな。


都会のトラウマは
こんなところにもひそんでいる。


今日はほかに書くべきこともあったはずだが、
カップリングしては失礼なので
この話だけにする。