百歳の続き、「猫」の話など

ツマのおばあさんの誕生日は
百歳ということで
自治体からも表彰されたり
記念品をもらったりする
それなりに盛大なものになるのだという。

漫画家の杉浦茂さんは
生きていれば今年101歳だから、
おばあさんと同時代人ということになる。

ちなみに
今年百歳になるはずだったひとびとを
拾ってみると、
ジーン・クルーパ、
佐分利信、
淀川長治、
太宰治、
土門拳、
小森和子、
埴谷雄高、
松本清張などがいた。

淀川さんと小森のおばちゃまは
同い年だったのか。

夜、
思い出すことがあって、
「洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵」（求龍堂）を
久々にぱらぱらと読む。

ぼくが手元に持っている本の中で
小西康陽「マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。小西康陽。」と
続けて読みたい世界観のある本はこれだ。

長谷川りん二郎（“りん”の字が出ない）の傑作
「猫」についての話が
いつ、どう読んでも素晴らしい。

素晴らしいと思っていたら
こんなエピソードまで
発見した。

ネットにも
たまにはいい話は転がっている。