ベックとヤキソバ
先週、中野の弟と一緒に食事をしたときに
今使っているMacBookのちょっとした不調について
「うーん、それは修復をせにゃならんだろ」と言うので
晩飯がてら家まで来てもらった。
「アクセス権が……うにゃにゃにゃ(何か専門的なことを言っている)
ハードディスクが……うにゃにゃにゃにゃにゃ」
まあ、そんなこんなで
うにゃうにゃと数十分である程度修復が完了。
なるほど、
いろんなソフトの立ち上がりも目に見えて速くなった。
持つべきものは
Macオタクの弟!
ところで
食事しながら見ましょうよと
弟が家から持ってきたのが
ジェフ・ベックのライヴDVD。
イギリスのロニー・スコットという名門ジャズクラブでの演奏で
日本でも結構な話題になった作品。
その映像を
ツマの作ってくれたヤキソバをつっつきながら見る。
「スキャッターブレイン」という
とんでもない速弾き+変拍子の曲があるのだが、
主婦はこの曲にあわせて包丁を使えば
そうとうにすごいみじん切りが出来るのではないか。
なんてことを
ああだこうだと言いながら。
ジェフ・ベックと言えば
去年取材したマダムギター長見順さんが
一度でいいから共演してみたい相手として名を挙げていたことを
食べながら思い出した。
こてんぱんにやられてみたい、と
彼女は言っていた。
長見さんの無手勝流の指弾きギターなら
こてんぱんどころか
かなりのいい勝負になるのではないかと思うし、
DVDにゲストで出て来た女性シンガーたちよりも
何百倍も心を打つ歌をうたえるんだから。
その長見さんのインタビューは
去年の「ミュージックマガジン」の10月号に掲載された。
Perfumeが表紙で
結構売れた号だったはずだ。
ベックとヤキソバ、
ごちそうさま。