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なにかあり/とくになし

“うちの妻”とうちのツマ

ぼくの働いているハイファイのブログで
ここのところ「The Cool School」という連載を
気ままに続けている。


つい先日、
その記述について
あるツッコミが入った。


と言っても
内容のことではない。


毎回、
エピソードのおしまいに
(この項おわり)という一言を入れているのだが、
それが福満しげゆきうちの妻ってどうでしょう」の
影響ではないかという指摘だった。


え!
そうだったのか!
気がつかなかった!
自分で絶句してしまった。


一回の連載の中に
短いエピソードがいくつも入っているこの漫画では
それぞれの末尾に
「○△〒×■(タイトル) おわり」というクレジットが入る。


そのクレジットが入ることで
いきなり終了するエピソード。
それはいわゆるストーリー的な“オチ”ではなく
突然ストンと穴に落ちて終わるような落っこち方。


その影響を受けて
ああいう終わり方をしているのでしょう、という指摘だったのだ。


確かに
ぼくは福満さんのファンで、
週刊モーニング」の広告として掲載されていた
僕の小規模な生活」3巻に登場する女性編集者による
各エピソードへのあとがき(単行本には未収録)も切り取って保存したし、
“妻”のフィギュアが予約限定で付くという
「生活」完全版の購入も本気で考えているくらいだから、
影響を受けていると指摘されておどろきはしたけれど
実はよろこばしいことのような気もしてきた。


うん、そういうことにしておこう!
北海道のMさん、
メールの返事ではそうでもないようなことを書きましたが、
実はおっしゃる通りです。
きっと、その通りなんです!
あの「おわり」は福満さんの影響なんです、たぶん!(福満さんふうに)


ちなみにそれとはまた別の先日、
うちのツマ(これはリアルなツマ)が
「うちの妻ってどうでしょう」をパラパラと読んでいた。


“うちの妻”について、
ツマはこう言った。


「もしわたしが
 “うちの妻”だったら、
 あんたはわたしの半分の時間しか歯を磨かんのに
 歯ブラシはあっという間にダメになるねー、
 とかいう話になるよ」


そうなんです。
歯ブラシの使い方がめっぽうへたくそで……。


あ、これはまた別の話にします。


「“うちの妻”とうちのツマ」おわり