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なにかあり/とくになし

夢の旅路はぼくの専門じゃありません

夕方に取材を一件。


びっくりするニュースを小耳にはさむが
それはまだ書けないが、
実現したらすごくうれしい話。


それとは別のソースで
東村アキコ海月姫」の3巻が出ましたよと
さもビッグニュースのように
ぼくに言うやつがいる。


あれ?
今月出るのは4巻じゃなかったっけ?
え? 3巻? それ買ってなかったっけ? 今2巻? それとも3巻?
確かアニメになるんだったよね?


取材明けのぼおっとした頭が
ちょっとしたコンフュージョンを起こす。


おれ、持ってる? 持ってない?
とにかく確かめに行かなくちゃ!


あとで書店に寄ってみたら
その3巻はとっくに買って持っていた。
というか去年の11月に出たものだった。


なんだよー!


そう思うのは
間違ったニュースをぼくに届けた誰かに対してではなく、
新刊を早くも読めると興奮したのに
出てなかったという落胆に対してだった。


今週から
「モーニング」で東村先生の新連載が始まる。
海月姫」4巻の発売は来週。
とりあえず
勘違いで高まった期待をアジャストして次を待つとする。


夜、
ハイファイが終わってから六本木へ。
2月のLA行きのときに
コーディネイトと運転で大変お世話になった女性の
里帰りを囲む集まりに顔を出す。


終電前に終わったのだが
昼間の疲れが出たのか
珍しく大江戸線ですこし乗り過ごし、
あやうく終電を逃しかけた。


あぶないあぶない。
夢の旅路
このひとの専売特許ですから!