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なにかあり/とくになし

途中の音楽

バスに乗って六本木へ。


サタデーイヴニングポスト@SUPER DELUXE。


着いた時間がちょっと遅く
共演の在日ファンクがもう始まっていた。


その前に出た
My Pal Foot Footというバンド。
バンド名が
シャッグスの曲名なので気になっていたのだが
見逃してしまった。


サタデーイヴニングポストの音楽を
どう受け止めるのかはひとそれぞれだが、
とりあえず
このバンドがやろうとして夢に描いていることは
実際にやっていることよりも
とてつもなく大きくてはるか彼方にあるという
そのことはつたわる。


バンドの演奏がとか
あそこの歌詞がとかじゃなくて
中空に
この音楽をはっきりと理解させるかもしれない
音のツボみたいなものがさまよっていて
演奏者も観客も
その焦点を探して
視覚聴覚感覚をうろうろさせるという感じだろうか。


目指すところのはるかさを思って胸が詰まる
途中の音楽。


だから起承転結は
まだなくていい。


帰り道、
グッドラックヘイワ野村卓史と一緒になり
途中まで大江戸線で。


彼の口から
OSTOANDELLという沖縄のバンドと、
先月の「デイジーワールドの集い」で見たという
ガットギターを弾く20歳の女性シンガー
青葉市子の名前が出た。