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なにかあり/とくになし

タイムスクープハンター、そして馬場さん

月曜の夜は
タイムスクープハンター」@NHK


国営放送の気まぐれで
夜の番組の時間帯はしょっちゅう変わる。


「タイムスクープハンター」は
第一期の放映が好評だったようで
第二期から今の時間に落ち着いた。


もっとも
この番組をよく見てるのはツマの方で
ぼくは何となくおもしろそうだと
通りすがりに眺めていただけ。


はまりだしたのは最近だ。


歴史上の重要事件からはるかに遠い日常を
傍観者でありながら
緊張感を持って未来(現代)にリポートするという設定で
要潤が主役のリポーターを務める。


この顔のとがった美形の役者、
実はかなりヘンなひとのはずだ。


先週の放映では
江戸時代のお見合いの話が描かれていた。


大工の棟梁に扮する役者が
クレイジーケンバンド洞口信也さんに似ていた。


いやそれだけでなく、
頑固だが仕事熱心なその息子役で出てきた役者が
心から尊敬している若きレコード掘師、
馬場正道さんにそっくり!


思わず「馬場くん頑張れ!」と
心で念じながら見た。
おかげさまで
すったもんだありつつもハッピーエンド。


その馬場さんの
東南アジア・レコード放浪記の新シリーズ
「さよなら、フィリピーヌ」が
readymade v.i.c.の「レコード手帖。」で始まった。


「タイムスクープハンター」に描かれる日常のような非日常が
馬場さんの
死ぬほどスリリングなのに
死ぬほど淡々としたフィリピンに重なる。


虫の報せだったのか。
まさかね。