ア・デイト・ウィズ・バンヒロシ その2

「ぼえ〜」

「バンヒロシ大学」＠京都ハライソに
不穏なうめき声が響きわたる。

バンちゃんのおもしろすぎる人生を振り返る第一部が
予想していた倍の時間を使ってしまったので、
急遽DJ大会の第二部ははしょられて
第三部の歌の時間という進行に。

バンちゃんの小粋なグルーヴ歌謡につづき
こともあろうか
マイクを持ったのはこの松永良平。

歌ったのは「夜のストレンジャー」のつもりだったが、
おそらくお客さんには
歌以外のなにかにしか聴こえなかったはず。

それがすなわち
「ぼえ〜」

大変にお聴きぐるしいものを我慢していただいて
ありがとうございました。
あの場に居合わせたひとは
ぼくに「あのとき歌を聴きましたよ」と耳打ちするだけで
一生お酒をおごってもらえると思います。
それぐらい反省。
はい次。

安田さんは
高い背と長い手足をのびのびと使って
田中星児「オートバイ野郎」を熱唱。最高。

つづいて
バンちゃんも合流し
ふたりで正調「いかすぜこいつ！」

そして
最後に東京ビートルズの歌詞で
「CAN'T BUY ME LOVE」をバンちゃんが。

とりあえず
そこで時間となりましたというわけで
いったん「バンヒロシ大学」はおひらき！

そこからはお店の閉店まで
はしょられていた第二部のDJ大会を
アフターアワーズ仕様
つまり
聴きたいひとはお好きにどうぞ
お帰りのかたもご自由に、に変更して
ゆるやかに混沌とした一夜の講義は終了していった……。

で。

実は
バンちゃんとのデイト話は
ここまでがイントロでして。

このつづきは
また次回からえっちらおっちら書いていきます。（つづく）

ア・デイト・ウィズ・バンヒロシ　その2　松永良平