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なにかあり/とくになし

ハシゴのハシゴのハシゴ

DJパーティー「Encore!」@駒場東大前rippleに
多数ご来場いただきありがとうございました。


DJのみなさまも
おつかれさまでした。
ありがとうございます。


リラックスした雰囲気でありながら
あれだけ多彩多才多時代の音楽が流れるパーティー
ほかにはないものだとあらためて確信しました。


その「Encore!」の前には
夕方の一時間だけ
高円寺コネクシオンで
毎年クリスマス・シーズン恒例の
DJパーティー「sleepwalk」に参加していました。


エキゾという音楽の解釈の
限度知らずの幅広さにおいて
こちらも突出したイベントだと思います。
年に一度きりというレアリティにも惹き付けられてしまいます。


実は
さらにその前には
安藤明子さんから突然届いたメールで知った
彼女の単独ライヴに昼間から出かけていました。


なんと
その場所がぼくの家から歩いて十数分のところにある
高円寺の北のカフェ「SANTO」。


しかも
開始が午後3時半。
まるで夕方5時半から高円寺でDJするぼくのためのようなスケジュール!


つまり
今日のぼくは
ハシゴのハシゴのハシゴをしてたってことです。


というわけで
初の生・安藤明子さんのライヴ(+お茶&ケーキ)を見に
手にレコバッグを抱えていそいそと出かけたのでした。


素晴らしかった!


揺れながらギターを弾く姿は愛らしいのに
歌はするどくて
ときどき吹くカズーはやけに図太い音がして。


思いがけないクリスマスソングの新曲も聴けて。


そのとき
会場限定で販売されていた公認ブートレッグ(?)
「京都の安藤明子」も
素晴らしいものでした。


今はなき京都のカフェMIZUCAでのライヴや
彼女が毎月続けている
智恩寺手づくり市でのライヴ音源を含むそのCD-Rは
決して音質がいいものではありません。


でも
これがまた気持ちよいのです。


イベントのDJハシゴを終えた徹夜明けの午後、
その生録りな音質から伝わる景色や雰囲気と
そのなかから聞こえてくる安藤さんの歌が、
ぼくを適度に突き放しながら
同時に自然と受け入れてくれる
明け方の雑踏みたいな感じがして、
ああこりゃまいったなと
ひたるように聴いているのです。