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なにかあり/とくになし

ひっぷでいっぱいの日々

先週の日曜日から
あたまのなかが
ひっぷでいっぱいだった。


カクバリズムM哉氏から
コージィ城倉ももえのひっぷ」2巻(ニチブンコミックス)が
発売されたと聞かされたとき
不覚だったと思わず膝をついてしゃがみこむところだった。


そういや
発売日、
サケロックの「MUDA」と一緒だったよ!


そのとき
カバンのなかには
買ったばかりだった
吉田家のちすじ」を描いていた中島守男の
渋すぎる新刊「月夜のお曜」(リイド社)が入っていて、
「これ、なかなかおもしろそうだと思うんだ」なんて
M哉や大関監督に言おうと思っていたのだが、
「ももえのひっぷ」には負けるなあ。


しかし
翌日から通勤途中にあちこち探してみたんだが
なかなか見つからないんだ、これが。


ただでさえ
日本文芸社のコミックスは
この街、渋谷では
肩身が狭い。


大型トラックのダッシュボード占有率は
相当に高いと思われる「漫画ゴラク」だが、
渋谷の書店では居場所がないと見える。


発売から数日しか経っていないのに
「ももえのひっぷ」2巻は
はやくも絶滅危惧種だ。


「●●書店に入荷してましたよ」と
ハイファイのフジセから情報をゲットして
ようやく入手したのがつい昨日のこと。


いやあこのひと、
相変わらず
エロも道徳も
ぎりぎりの世界を描いてる。


すげえな。
非実在中年。


「月夜のお曜」は
さすが中島氏、
「吉田家のちすじ」同様に
女体の
ちょっとてっぷりとした感じを描かせたら、さすが。


こちらもまた
良いひっぷ。


でも
艶っぽさはしごく控えめで
かなりまっとうなお話でした。
時代劇だし。
これはこれでまあいいか。


小林薫でやった「深夜食堂」のドラマ版みたいな感じで
深夜に実写でやればおもしろいかも。
主演は真木よう子で。
たぶん
中島さんも
その“よう子”を
意識されてた気がする。


ところで
告知です。


12月23日(木・祝)の夜
高田馬場でDJします。


「やわらかい月」@高田馬場ムーン
18時30分〜23時くらい
チャージ600円(フード付き)+1ドリンク600円


選曲
阿波崎加代子/河内卓/宮田裕基/松永良平(ゲスト)


高田馬場ムーンは
ふだんは「あまじゃ」というスペイン・バル形式のお店で、
月に一度だけ「ムーン」という名前に変わるんだそうです。


住所は
新宿区高田馬場4-2-33 龍ビル一階


ディレクション
JR高田馬場・戸山口の改札を出て右へ。
線路沿いに左方向へ進み、
サンクスを過ぎ、
揚げもの居酒屋を過ぎて、
その先の右側にある見落としがちな木の扉が「ムーン」です。
駅から1分!


はじめてのお呼ばれですが
月に一度この店を開けている阿波崎さんには
遠い昔
西早稲田の「ジェリー・ジェフ」というお店で
大変お世話になりました(音楽とかタダ酒とか)。


そして
唐突ですが
今週18日は
高円寺コネクシオンに。


頼まれてもいないのに
レコードすこし持って行っていいですかと
言っちゃいました。


両日ともに
21時半くらいには着けると思います。