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なにかあり/とくになし

頭を空にしたいとき

先月からずっと続けていた本(パンフ)の制作が
ついに校了


おつかれさまでした!


何を祝うというわけでもなく、
こういうときは
頭を空(から)にするに限る。


ひさしぶりに「アメトーーク」を見る。
今週は“お酒飲めない芸人”の巻。


後半、
酒飲み芸人の代表として
椿鬼奴が登場し、
普段にも増して
ぐだぐだの泥酔のマイペースで気を吐いていた。


鬼奴と言えば
何週間か前
夜に風呂でラジオを聞いていたら、
NHK第一がはじめた若者向けの公開トーク番組に
彼女がゲストで出ていた。


若者たちの手本になるような立場に置かれて
しゃべらされるなんて
彼女にとっては一種の罰ゲームじゃないのか?


若者たちが
質問の際に
「椿さんは〜」「椿さんは〜」と呼びかけるのも
いちいちおかしい。


そこはやっぱり
“鬼奴さん”もしくは“奴さん”と呼んでくれないと
聴いてるこっちまで調子が狂う。


番組最後に
彼女が番組にリクエストした
とっておきの一曲は
ニルヴァーナが「MTVアンプラグド」で演奏した
「ホエア・ディド・ユー・スリープ・ラスト・ナイト」だった。


もちろん
こんなダサいカタカナ読みじゃなくて
滑舌のわるい
べろべろの巻き舌英語で
鬼奴は彼女らしくタイトルを発音した。


だから
何の曲だか
リスナーはほとんどわからなかったと思う(笑)。


奴さんは
とても不思議な芸人さんだ。
明らかに芸能ズレしたその存在感。
ああいうねえちゃん
自分たちの近くできっと
のそのそと暮らしているだろ。


でも
椿鬼奴
ひとりしかいない。
あ、
そこが一番不思議なのか。