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なにかあり/とくになし

(((さらうんど)))ばかり聴いてたら その2+1

あれ?
この話、昨日(おわり)って書いただろ?


……のはずなんですが
まさかのホットな後日談。


実は
あの夜
鴨田潤弾き語りでは「サマータイマー」は
やってないというご指摘をいただいて。


おなじ「(((さらうんど)))」にはいっている
「R.E.C.O.R.D.」は確かにやったというお話で。


はて?
じゃあぼくが聴いたと思い込んでいた
弾き語り版「サマータイマー」は
なんかのまぼろし


あの曲が好きすぎたのと
友人の死のショックで頭がぼおっとしてたのとが
現在と過去の時間軸を曲げてつくりだした
疑似記憶?


それとも
いつか別の日に
どこかで聴いてた?


その割には
なんだか鮮やかすぎるんだよなと
記憶の糸をたどってみる。


「まだ冬ですけど夏の曲を」というMCが
耳のなかに残っている(気がする)。
それとも
「トリミング」の弾き語りヴァージョンと
自分のなかで取り違えをしていたのかな。


「トリミング」のダウナー版は
鴨田潤のプライベートCD「ひきがたり」にもはいっているし、
あの日はじめて聴いたわけじゃないんだけどな。


でも
抵抗できるほど
あの晩の記憶が鮮やかじゃないし、
なによりも
「ひとは間違えるときに限って自信たっぷりに言う」という
だれかが言ったお手製の格言が
ぼくの身にも染みている。


ということで
昨日
あんなに力強く書いた「サマータイマー」の弾き語り版は
ぼくのあたまのなかだけに存在したもの、のようなのだ。


だとしても
とても素晴らしいものでしたよ
その錯覚は。


まさか
記憶をさかのぼってまで
改変されるとはね。


(((さらうんど)))のアルバム「(((さらうんど)))」を聴けば
そんな素敵なまちがいが
あなたにも起こるかもしれません。