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なにかあり/とくになし

生ルパン三世、生レーベンブロイ

弟(三男)の出場する熊本城マラソン
朝から地元ではテレビの放送もはじまり
なかなかの盛り上がりを見せている。


一応その応援をするという腹づもりで帰省したのだが
なにしろ弟にとっては初のフルマラソン
どうひいき目にみても
ゴールまで5〜6時間はかかるだろうし
それまでに応援に向かえばいいだろうということで
急遽予定を変更し、
両親、福岡から来ていた四男夫婦と一緒に天草に向かうことにした。


長兄の息子が
小学校の卒業を控えて
最後の学芸会に出るので
それを見に行くのだ。


今回の帰省で
長兄一家とは会うチャンスがなかったし、
どう考えてもそっちのほうが有意義だ。


というわけで
弟にはぼくらが応援しているつもりで
走っておいてもらうことにする。


長距離ランナーは孤独なものだと決まってるじゃん。


天草の小学生たちが
学年ごとに分かれてやるお芝居や発表会は
どれも未熟で愛らしいものだったが、
この学校は音楽の先生が気合のはいったひとらしく
合奏団が演奏した「ルパン三世のテーマ」には度肝を抜かれた。


昔、馬場正道さんが持っていた
青森かどこかの学校で作られた自主制作レコードにも
ルパン三世」のカヴァーが入っていると聞いたことがあるけど
まさか実演をこの目で見ることになるとは!


いよっ!
天草版レジェンダリー・ラングレー・スクール・プロジェクト!


両親、兄夫婦、弟夫婦、そしてぼくたち夫婦で昼食後、
熊本市内へ。


夜は「ODEN」というドイツ風酒場で
かなぶんやさんとひさびさの再会。
めずらしい
レーベンブロイをいただいた。


白い陶製のジョッキに注がれた
うつくしい泡。
飲む芸術品ですな。


ちなみに
ラソンに出ていた弟は
20キロ過ぎでリタイア。
その後、知人たちと合流して
もう東京に戻る便に乗ったということだった。
ザーンネーンでした。


弟のかわりに
おつかれさまの乾杯。