さらば博多

目が覚めたら博多のホテル。

そうだ、
昨日ここに来たんだった。

チェックアウト後、
取材記事用に何枚か写真を撮りに行き、
その足で
福岡に住む末弟夫婦の新居に。

2月に熊本で会ったとき打ち解けたと思った
弟の息子のK太郎くん。
ひと月ぶりに会ったら
あらま、もうもじもじと人見知り。

まあ
子どもなんてそんなもの。
今日会ったことなんて
おとなになったらもう思い出せない。

みんなで近くのステーキハウスでランチ。
そのあと
昨日の取材でお世話になった松尾さんの営むパークス・レコードまで
車で送ってもらう。

パークス・レコードでは
ヴァネッサ・パラディの7インチを購入。
レニー・クラヴィッツがプロデュースしたやつ。

飛行機までもうちょっと時間がある。
天神に出て
ジューク・レコードへ。

松本さんにあいさつをして
アンドレ・クラヴォーの「パパと踊ろうよ」7インチと
片岡義男「ぼくはプレスリーが大好き」三一書房版を買う。

松本さんからは
次の取材のヒントになる話をきかせていただいた。

帰りがけ
下に降りる階段で
山口冨士夫のライヴ告知ポスターを発見。

「山口冨士夫＆ザ・バンド」という文字に
冨士夫が「アイ・シャル・ビー・リリースド」を歌いだす幻影を見た。

というわけで、さらば博多よ。