「すみれファンファーレ」のこと
夕方まで働いて
そのまま新宿駅に移動。
と、その前に
渋谷文教堂書店で
松島直子「すみれファンファーレ」1巻を買う。
帰国してからでもよかったけど
やっぱりこの漫画は
はやく読んでおきたいと思った。
トランクに入れて
海外まで持っていけばいい。
ツマと待ち合わせした新宿に。
成田エクスプレスのなかで
「すみれファンファーレ」を読み始めた。
しまった!
新人賞を獲得し話題になっていた「夕暮れの花束」。
これはいかん。
これはいかんよ。
大のおとなを泣かしてはいかんよ。
素朴すぎる絵なのに
フクザツな心境や事情を読み手に悟らせる力が
このひとにはあるのだと思った。
へにゃへにゃだが
見事に心のストライクに収まるスローカーブ。
ぼくの泣いてたまるかという我慢は
見事にバットを振らされて三振した。
お手上げです。
ホテルにチェックインしたら
ちょうどテレビで「カリオストロの城」がはじまるところだった。
明日は5時半起きだが
これも最後まで見てしまった。
やめられるわけない。