音の踏切
NHKで、
こどもたちのための歌を
5分くらいでひとつかふたつ紹介する番組がある。
「みん●のうた」ってやつですな。
最近流れているやつで
ちょっと勘弁してくれというのがある。
さて、どれでしょう?
ということが言いたいわけではなくて。
ぼくの場合、
そういう歌を聴くと、
心の中のディジリドゥが発動する。
ビュルビュルビュルビョンビョンと、
濁った倍音が降りてくる。
ディジリドゥという楽器が、
自分にとっての遮断装置、
ネガティヴなウォール・オブ・サウンド、
すなわち音の踏切として
インプットされているということか。
音の踏切が降りると
考えの渋滞が起こっていけません。
こういう現象に
個人差みたいなものはあるのかと考える。
ひとによっては
バグパイプの音だったり
ハードコアなドラムソロだったりするのか?
クイズ番組で
答えが聞こえないように
よく回答者にヘッドホンを被せたりしているが、
ひょっとしてあそこで流れている音って
ルー・リードの
「メタル・マシーン・ミュージック」だったりして。