猫の退院 その2

我が家の猫の抱えている病気は
思いのほか重いらしく、
食欲がない。

水はよく飲むのだが、
水だけでは生きられないので
何かを食べなくてはならない。

というわけで、
一日何回か、
「強制給餌」をする。

要は
無理矢理えさを食べさせているのだ。
えさを食べないと
くすりもあげられないし。

これがなかなか大変で
与える方も
与えられる方も
なかなか気がめいる作業なのだが、やるしかない。

「あんときゃ苦しかったなー」と
猫は笑ってふりかえったりはしないが、
いつかそういう気持ちを感じられるようにと信じて前向きに、ねえ。

あとはもう
寝てばかりいる猫。

寝てばかりいるのは
こないだまでは
安心のしるしだったんだが。

ハイファイの年内営業が終了し、
大掃除と打ち上げをして家に帰ると
ジェシー・ハリスの新譜のサンプルCDが届いていた。

多分、年内最後のいただきもの。
明日、聴きます。