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なにかあり/とくになし

ディス・タイム・トゥモロー

夜、
阿佐ヶ谷rojiの新年会に顔を出した。


なんか思い出野郎Aチームの面々と話をする場面が多かったような……。
思い出野郎Aチームには
今年は音源を出してほしいと思ってる。


たとえばこの「レコードを裏返して もう一度音楽を鳴らそう」という
最高のキラーフレーズを持つこの曲とか。



そのうち
ドラマーの岡島くんに話しかけられた。


「リズム&ペンシルのジョナサン・リッチマンの本作ってた人ですよね?」


この奇遇、じつは最近もうひとつあった。
「月刊ウォンブ!」12月のカラオケ紅白歌合戦
見事な「朝日楼」を歌った見汐麻衣さんからも
「リズム&ペンシルすごく読んでました」
と言われた。


1999年の1月に出した本なので
今月でもう15年になる。
若い岡島くんは高円寺で古本で買ったそうだ。


ありがたい話。


岡島くんは
ジョナサン、キンクス、アーサー・ラッセルの3人が好きなのだと言った。


キンクスで好きな曲は?」ときいたら
「ディス・タイム・トゥモロー」と即答した。


いいセンス。



「じゃ、ジョナサン・リッチマンで好きな曲は?」
「「ユー・キャント・トーク・トゥ・ザ・デュード」です」



「「アブドゥル&クレオパトラ」も好きです」



そんな話をしていたら
思ったより長居をしてしまった。


そういえば
今年、ハイファイ・レコード・ストアの年末年始プレゼントCD
「これからの人生。」の
選曲と構成をさせていただいた。


プロデューサーである小西康陽さんからは
こんなにありがたい文章もいただいた。


これからの人生。


そのCDを聞いたあるひとから
ジョナサン・リッチマンが一曲も入ってないですね」と
指摘されたのだ。


いやじつは
ここだけの話
ジョナサンは何曲も入れてます。


どこにどんな曲がどういうかたちで、というのは
墓に入るまで言わない約束なので
あしからず。



プレゼントはまだ余裕がありますので
ご興味ありますかたはこちらからどうぞ。→


「ディス・タイム・トゥモロー」って
「これからの人生。」と
すこし意味かすってるかしら。