mrbq

なにかあり/とくになし

テグタンのたすけ

帰国から約2日間、
どういうわけか怒濤のごとく仕事が続き、
そのツケがもろにからだに襲いかかってきた。


ハイファイに出勤するも
疲労は隠しがたく、
いさぎよく、かつ、めめしくも
早退を選択。


帰宅後はものもいわず爆睡。
夜に一度目覚め、
体力補給のため
近所の焼肉屋さんでテグタン。


その後、ふたたび眠りの闇の中。


今(翌朝)は目が覚めているので
「デューイ・コックス・ストーリー」のことを少し。


サントラ盤のクライマックスのひとつになっているのが
以前にも紹介したが、
ヴァン・ダイク・パークス作・アレンジの
ブラック・シープ」という曲。


イデアと予算にリミットをかけなければ
まだこれほどのものが作れる、
あるいは、
壮大なスケールのセルフ・パロディかと
感心興奮恐怖溺愛してしまった。


劇中では
LSDにはまり、方向性を完全に見失った主人公が
8ヶ月にわたり制作している
完全なる失敗作として登場する。


「ひとつの曲の中に5つの違う曲が一緒にいるみたいだ」と
バンドのメンバーは、くさす。


ただし、映画の中では未完成という設定だったこの曲を
ヴァン・ダイクはサントラ盤では完成させている。


一曲だけ、というハンデはよくもわるくもあるだろうが、
「スマイル」(復活版)より、
あきらかに魔性が耳に貼り付く感触。


テグタンが少し効いたようではある。
仕事に出ます。