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なにかあり/とくになし

淀川ハートブレイカーズ

もう表紙写真がネットに出ていたので
告知します。


このブログでも
折に触れて紹介してきた
キングジョーこと森本ヨシアキが原作を
漫画家・須田信太郎が作画を担当したウェブ漫画
ついに一冊のコミックとなって発売されます!


発売元は
PRESSPOP
以前にもジョーの手書き7インチ・スリーヴ画集
SINGLES GOING STEADY」を出してます。


タイトルは
須田信太郎の名作「江戸川ハートブレイカーズ」の魂を受け継ぎ、
淀川ハートブレイカーズ」に!


そのままじゃないか! と言いつつ、
そのままでいいんだ! と肯定したい、
忘れられそうもない甘苦い音楽漫画。


もっともっとこの本のことを書きたいんだけど、
発売日の12/15まで
お待ちください。


何故なら
この捨て置けないレコードのような
愛おしい一冊のためのライナーノーツを
ぼくが担当したからです。


巻末には
森本ヨシアキ×安田謙一対談も収録。


単行本のための描きおろし2本も含めて
つぶしのきかない人間たちの放つ
ワイザツでソザツでフクザツな匂い、
人間という動物が音楽に反応して出す甘美で濃ゆい匂いを
是非くんくんと嗅いでほしいのです。


若けりゃ「モテキ」で悶えるもいいし
落ち着いたら「深夜食堂」で枯れてみるのもいいだろうけど、
そのあいだの人生には
「淀川ハートブレイカーズ」の時代があるってことを
覚えておいてほしい。


いつかきっとドラマ化しましょうよ。
ねえ、そうしましょう。