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なにかあり/とくになし

今年の10大ニュース、続行中

ハイファイ閉店後、居残りして原稿仕上げ。
夜12時頃、終了。
そこから恵比寿みるく。
タッカー『ELECTOON WIZARD』発売記念パーティーへ。


疲れもあったし、混雑していたので、タッカーを見たら早めに帰ろうと思っていたのだが、
タイムスケジュールを見ると、なんと大トリ。


しかし、ジャッキー&セドリックスの頃には至福の気分になる。
セドリックス+タッカー、これを見るために来たんだよ、と。
“絵”になる男たちである。
セドリックスの特集号をリズム&ペンシルでいつか作るという気持ちは、
なくなるどころか、今日でさらに積み立てが増えた。


高円寺のスラッシュメタル・バンドSAIGAN TERRORに驚嘆。


タッカーは、いつもの一気に持ってく感じがやや薄だったけど、
その分、感無量、という感じに見えた。
おめでとうございます!


タッカー終わって、朝4時半。
充血した目と鬱血した足で、みるくを出た。
興奮で、脳も少し赤くなったかもしれない。
外の寒さは気にならなかった。


というわけで、今年の10大ニュース、第7位は、流れ的にこれ。


第7位
タッカーとの再会


再会と言っても、以前の縁が厚かったわけではない。
何年か前に恵比寿のインスタント・カフェでちょっと話をしたのと、
移転する前のハイファイに何度か来てくれていたので面識があったというだけなのだが。


今年の春頃、男の子が、レス・ポールのレコードを探しにお店にやって来た。
「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」をインストでやっているヴァージョンが欲しいのだという。


去年の秋、ニューヨークのジャズ・クラブ“イリジウム”で、ぼくはレス・ポールを見ていた。
なので、その話をしたら、彼も最近見てきたんだと。
ニューヨークには仕事で行ったんです、と言うので、何の仕事か訊ねたら、
AFRAとタッカーの事務所ODD JOBで働いていて、そのふたりと一緒に見て来たのだと。


あっちょんぶりけ。


そのODD JOBの近藤くんの引き合わせで、タッカーの新譜の推薦文を書くことになり、
「クイック・ジャパン」で取材記事を書くことになった。


レス・ポールが結んでくれた奇縁。


あの秋の晩、
「日本から来たんです」と89歳の天才ギタリスト、レス・ポールに言ったら、
「ふん(そんなやつはしょっちゅうじゃ)」という感じで鼻であしらいながらサインをさっさとしてくれた。
ちょっと素っ気ないな、と思ったけれど、翌年に、こんな味な巡り合わせを用意してくれてたとはね。


再告知。


12月26日月曜日、夜9時半より
恵比寿3丁目のtenementで、
忘年DJをやります。

チャージ無料、飲食有料、音楽無料。
参加DJ多数。
終演は丑三つ時あたり。
おヒマな方は、お誘い合わせの上、足をお運びください。