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なにかあり/とくになし

クマと闘ったヒト、裸族、しんしんしん

ミスター・ヒト死去というニュースを発見した。
一瞬心がぐらっときた。
もぐり疲れたぐらいにもぐりっぱなしの
もぐりのプロレス・ファンのくせに
いまだに心揺らすな。


だいたい
ミスター・ヒトなんて
もう知らないひとの方が多いだろう。


その愛すべき人生については詳しくはここを読んでいただくことにして、
ぼくが思い出したのは中島らもさんのこと。
晩年のらもさんが
ミスター・ヒトこと安達勝治さんのことを本にしたやつがあったはずだ。


あったあった
これだわ。
その名も「クマと闘ったヒト」。


ただでさえ
もうろう状態が進んでいたはずのこの時期のらもさんと
余生は大阪でお好み焼き屋を営んでいた
ミスターヒトが交わした会話はどんなものだったのか
今さらひどく気になってきた。


天気はぐずついているが
雨の中、昼から外出。


ツマの要望で
あるものを物色に。


まずは新宿で数軒。
途中、新宿ディスクユニオンに立ち寄る。


モーモールルギャバンの自主盤「サイケな恋人」が
東京ではユニオンで販売中とあったので
探してみたが新宿にはなかった。


裸族」を聴きたかったんだけど。


結局、有楽町でその“あるもの”はゲット。
あ! 清水の舞台からツマがぴよーんと飛び降りた!
というほどの買物。
優雅な生活が最高の復讐である(byカルヴィン・トムキンズ)、なのか。


交通会館ビル地下のキッチン大正軒で食事。
ローヤルで茶。


銀座線で
青山CAYで「デイジーワールドの集い」へ。


キセル+細野さんの「しんしんしん」。
この曲のために
今日がさむい日でよかったじゃないか。
耳福。