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なにかあり/とくになし

芸能人格付けチェック

元旦の晩、
だらだらと「芸能人格付けチェック」を見てしまった。


ナレーションとか
しつこい字幕スーパーとか
いらっとするところもある番組だけど、
ワイドショー的な冷淡としたつるしあげではなく
合法的な診断(番組内での)によりスターを温かく笑い者にする姿勢は
きらいじゃない。


それに
「こんなことも知らないの」とスターの無知を徹底的にこきおろしながら
こきおろしてる側(お茶の間も含め)だって
じつは「そんなことは知らない」のだ。


正解/不正解で序列を厳然とつくっているようでいて、
正解を続けて緊張しているスターたちよりも、
はずしてがっかりと落胆しているほうのスターたちの
「肩の荷をおろした」体の解放感のほうが
ずっときもちよさげに見えるのもいい。


晩飯の選択でも
人生の岐路でも
投票の行方でも
ぼくはそれほど正しい判断はしてないし
間違うことも多い。


そう自然に思えるほうが
ひとつの正しさを信じつづけることより
ずっときもちよい。


明けて2日、
弟夫婦が年始のあいさつに訪れたので
夜は宴会。


その前にすこしだけ
仕事をした。


今年の初原稿は
ジャイアンについて。