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なにかあり/とくになし

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月が終わる

9月が終わる。 明日からは10月。 30代最後の一ヶ月が始まる。 と言って、感傷的になっているわけでもないのだが。 こないだ本の整理(&売却)をツマに命じられ、 ばさばさと本棚をまさぐっているうちに 「こんな人たち」(文春文庫)という 短篇小説のアン…

廻れ! コマ

新宿コマ劇場で 10月4日(土)に 渚ようこ 新宿コマ劇場公演 「新宿ゲバゲバリサイタル」が行われる。 開場16時 開演17時 そりゃまた早いねと思ったら わけがある。 スペシャルゲストの顔ぶれにのけぞった。 若松孝二 山谷初男 三上寛 内藤陳とトリオ・ザ・…

お引っ越しについて

ふってわいた話で 家内会議。 いろいろと準備をする必要がありますぞ。 果たして実現するのかどうか。 議題は お引っ越しについて、なのだが。 中川家が登場した 「わたしが子どもだったころ」、 見逃した。

猫と「クレイマー、クレイマー」

猫に水をやる。 冬場は風呂のぬるい水(湯)を好む。 夏場は 洗面所で水道の水を 両手ですくってあげたものを好む。 ぺろぺろと水を舐めているのを見ていると なぜか映画「クレイマー、クレイマー」の テーマ曲のメロディが頭をリフレイン。 ちゃんと見たこ…

松永良一さんのこと

松永という名字を 松平に間違われることが多いと 以前に書いたことがある。 松本というのも、 たまにあるか。 下の方は どうにか安全で ここまでやって来たのだが、 最近、 松永“良一”と 間違われることが少なくない。 困るのは 松永良一さんが実在すること…

夏についた脂肪は二度と落ちない

秋が来たので また家から駅までの道を歩き始めている。 少し前、 何かの広告だったか記事だったかで 「夏についた脂肪は二度と落ちない」 とかいうおそろしいコピーが掲げてあり 戦慄した。 よく考えてみれば、 そこに科学的根拠はなさそうだとわかるが、 言…

リンク一個始めました

対談取材の立ち会いで マネージャーさんから“すだち”をいただいた。 お心遣い、ありがとうございます。 その後、 夜の打ち合わせまで少し間があいたので 恵比寿tenementへ。 小沢健二「毎日の環境学」が流れていた。 少し前に ラット・フィンクをテーマにし…

カラスヤサトシのアホー

目当ての本がなくて ついついカラスヤサトシ「おのぼり物語」(竹書房)を 買ってしまう。 4コマ形式の ストーリー・マンガで 大阪から単身無職で 漫画家になるために状況する30歳の実話。 30歳で無職だったぼくにとっても(独身ではなかったが)、 あるある…

良平くんへ

赤坂で、 念願かなって 清水ミチコさんのサインを いただく。 この日、 清水さんは サケロック@赤坂BLITZの オープニング・アクトを務めたのだった。 短く 豊富で 圧巻かつ あっけらかん。 宛書きは 「良平くんへ」 でした。 この場を設けていただいた皆様…

かなり酔ってないと面白みが伝わらない話

18時より 新宿タワーレコード10Fで 「小野瀬雅生のギタリスト大喰らい」発売記念トークショー。 なんとかMC役を務め仰せました。 控え室で 小説家・殊能将之さんのHPで 「大喰らい」が紹介されていることを知る。 「索引がない!」と一喝いただいております…

祝・発売2!

祝・発売!朝妻一郎「ヒットこそすべて〜オール・アバウト・ミュージック・ビジネス」 白夜書房より 本日、全国書店、CDショップ、オンラインストア上で 発売です。 で、その翌日、 というか、この日記を書いている当日(21日)は 新宿タワーレコード10Fにて…

祝・発売!

祝・発売! 小野瀬雅生「小野瀬雅生のギタリスト大喰らい〜炎のロック★ギタリスト大全」 P-Vine BOOKSより 本日、全国書店、CDショップ、オンラインストア上で 発売です。

CR七●の侍異聞

パチンコ界の事情通から 「CR七●の侍」がすごいという話を聞いた。 プレイ中に流れるスペシャル映像に 永●正敏、JJサニー●葉、田口ト●ロオ、 吹●満、魔●斗、麻●久美子らが 役柄に扮して登場。 なんでもそれは 「あの名作「七●の侍」をリメイクします、 まず…

見てはいけないものを見た

見てはいけないものを見てしまった。 「ムー一族」DVD BOX。 現物の箱を見ると その誘惑の強さたるや すごいものがある。 どういう理由かわからないが これまでテレビでの再放送も 極端に差し控えられてきた 伝説の久世ドラマ。 発売するなら 前作「ムー」の…

杉Jに礼

「小野瀬雅生のギタリスト大喰らい」を編集するにあたって 中身はともかく 本の精神的な支柱に この本を置いていましたという名著がある。 それは 杉作J太郎「ボンクラ映画魂 三角マークの男優たち」(洋泉社)。 東映ヤクザ映画を彩った 名優珍優たちを 杉J…

トークショーのお知らせですって

告知メールが届く。 - トークショーのお知らせです。 クレイジーケンバンドのギタリストにして、 B級グルメ通の趣味人として知られる小野瀬雅生が、 ギターをナイフに持ち替えて、 世界中のギタリスト150人以上を 豪放に斬りまくる初の著書が遂に完成! お時…

彼女たちの誕生日と命日

9月14日は ツマの誕生日で 実家の母親の誕生日。 おめでとうございます。 母親からのリクエストがあり、 田辺聖子と中島梓を一冊ずつ贈呈する。 母は65歳になった。 母の母、 つまりぼくの母方の祖母は 64歳で倒れ、 亡くなるまで言葉が不自由だった。 その…

BBQ、JB、王子様

武蔵野の某公園で行われた バーベキュー形式の 結婚パーティーに出向き、 若い新郎新婦を祝った。 昼酒に酔い、 吉祥寺で行われるという二次会は辞退し、 少し街をぶらついて 早めに家に帰る。 数ヶ月ぶりの完全休暇、 早寝を決め込んだ。 が、 そう簡単には…

インタビューイー

行きがかり上の縁で 取材を受ける。 何年と行っていなかった場所で 何年かぶりに会うひとも一緒に 何年も口に出すことのなかったひとたちの名前を しゃべった。 いつもの インタビュアーの立場から インタビューイーにされたわけです。 過去の行状をしゃべら…

本厚木金龍酒家

次は大和だと 車内アナウンスが告げた。 はて? 大和? 気づいたときは遅かりし。 岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」(flowersフラワーコミックスα)2巻を 読んでいたら乗り換えポイントを見過ごした。 急いで相模大野まで戻って 本厚木へ。 「小野瀬雅生の…

監督あらわる

久々に大関監督が現れた。 両脇を刈り上げていた。 大のおとなが 会って話すのは8割がマンガの話。 「9月はコミックスが不作ですな。 ただし、月末に『潔く柔く』新刊は出ますが」と、 金の先物相場を語るような口ぶりで語り合う。 「『スピリッツ』に移籍し…

ヒットこそすべて

朝妻一郎「ヒットこそすべて〜オール・アバウト・ミュージック・ビジネス」(白夜書房)の 表紙です。 装丁のアート・ディレクションは小西康陽。 お見事です。 9月20日(土)発売です。 そして本日、 小野瀬雅生「ギタリスト大喰らい」刷り上がりを手にしま…

小野瀬雅生のギタリスト大喰らい

帯付き画像です。 クレイジーケンバンド「ZERO TOUR 2K8」、 9月11日(木)厚木市文化会館公演より 先行発売開始。 一般発売は 9月19日(金)より、 全国書店、大手CDショップ、ウェブショップにて。 明日は 朝妻一郎「ヒットこそすべて」の表紙を掲載します…

池袋喫茶奇譚の続き

(昨日までのあらすじ) 池袋をぶらぶら歩いていたら 「コーヒー、5円」の貼り紙と矢印につられて 店の前まで来てしまった。 おずおずと店の中に入ると テーブルが2つほど。 店主(中尾彬似)は 「うちはBGMは数万曲」 と言って、 何やらプログラムを渡した…

追憶の池袋喫茶奇譚

もう20年近く前、 池袋に住んでいた。 昼間、 西口をふらふらと歩いていたら、 道ばたや壁に 「コーヒー、5円」と 大書きした紙がべたべたと貼り付けてある。 加えて、 大きな「→」が、 こっちへ来いと誘っていた。 ふむふむ。 これは何やら事件性あり。 く…

本日、Audience

明日、というか、本日(6日)です。 まぎらわしいですが。 「Audience!」@代官山eau cafe 9月6日(土) 19:00頃〜24:00頃 チャージ無し(ドリンク、食事などのオーダーを別途いただきます) DJs 内田靖人 樺沢衝一 藤瀬俊(ハイファイ・レコード・ストア) …

山のビーチ・ボーイズ

readymade*columbiaのHP誌上の「レコード手帖。」に 4回目の原稿を掲載していただきました。 フリート・フォクシズ(Fleet Foxes)の デビュー・アルバムをアナログで手に入れた。 ブリューゲルの絵を大きく配した アナログで買うしかないというアートワー…

窓から外を見る

くるり岸田繁推薦だというウィーンの男女デュオ ラナ&フリップ「ザ・ダスト・オブ・ア・ウィーク」。 ちょっとやられた。 ずっと聴いていると 「なんだ、お里はジャズかよ」と言いたくなるフシもあるけれど、 少なくとも前半は とても気持ちよくだまされて…

朝から礼二

朝から 中川家の礼二(弟の方)が なにやらまじめな顔で 語っている。 オペラ偏愛ですって。 と思ったら、 さる有名な作家の方でした。 どうりで笑いがないと思ったよ! なお、 見る角度によっては 三田村邦彦にも似てます。

2冊の仕事を告知します

蝉が死にはじめた。 残暑がぶりかえそうとも、 夏が着実に遠ざかりだしたことは間違いない。 明治通りですれちがった学生さんの ズボンの裾に蝉がひっついていた。 どこかにおれを連れていってくれと 息を殺してしがみついているようで、 こっけいだが、切な…