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なにかあり/とくになし

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

追憶のガムぱっちん

仕事中、眠気を飛ばすガム(板ガム)を噛みながら思い出した。 「ガムどうぞ」と差し出して 引っ張ろうとするとバネ式の“しっぺ”がぱっちん! あの手の、引っかけ玩具って、 まだあるのかしら? そういう古典的びっくり箱。 たとえばCD。 紙ジャケはいい加減…

やっぱり業田が好き

「女はつらいよ」業田良家(小学館)買う。 漫画原作をドラマにするんだったら、 これどうすか? と思わず声に出す(風呂で)。 業田ものらしからぬ、爽やかなパステルカラーのいい表紙。 玉の輿目指してあちこちに出張女中で出かける主人公(バツイチ、子持…

遅刻に関する10の弁明

遅刻した。 遅刻に関する10の弁明を発表する。 1 遅刻はいけない。 2 遅刻は申し訳ない。 3 遅刻は悩ましい。 4 遅刻は二度といたしませんと宣言したその翌日に遅刻したりする。 5 締め切りに遅れることも遅刻のうちだと思い知りなさい。はい。 6 遅刻…

とんだ橋違い

JR飯田橋駅の東口で降りたとき、間違えたかと思った。 うろ覚えのせいか、道に迷ったのだ。 首都高速を頼りにもう一度地図を思い出し、 てくてく歩いていると「ベースボールマガジン社」に出くわした。 会場はもうすぐそばである。 待てよ、ベースボールマガ…

たむけ

渋谷駅のキオスクで「週刊ファイト」の最終号を買う。 1967年から続いていたこのプロレス紙は、この1990号で終巻となる。 他のプロレス/格闘技専門誌と違って、 この大阪発行の「ファイト」はタブロイド新聞の体裁を一貫して取り続けていた。 ぼくはプロレ…

読書感情文

読書感想文の季節。 小学校1年生のときに書いた「みにくいアヒルの子」が、 実家のどこかにまだ残っているらしい。 中身はまったく覚えてないのだが、 その感想文を体育館の全校集会で読むはめになったときに、 原稿用紙をどこかに失くしてしまって大泣きし…

柿の種入りピーナッツ

am/pmで売っている柿ピー、旨い。 醤油味がさりげない感じ。 「柿の種入りピーナッツ」という名称なのだけど、 これって、柿の種にピーナッツが混ざっているのが普通だと思う。 ひょっとして「ピーナッツ入り柿の種」ってのが、先に商標登録されていたりして…

寒すぎるカフェ

渋谷で一番寒い場所とは? 気温の話ではなくて。 それは山手線内回り(品川方面)ホームにある 「エフデン」。 某テレビ局とタイアップした広告ポスターでいっぱいの 寒すぎるカフェ。 あれがカフェ? 立ち飲みでコーヒーを? 誰が? まだ、その中でひとがお…

じ〜ん

ドラえもんの道具で一番好きなのは じ〜んマイク。 このマイクを使えば、何をしゃべろうとも 聞いたひとは皆、じ〜んと感動にまみれる。 あげくにはのび太のおならでも感動してしまう。 このお話自体は一種のプロガバンダ批判でもある。 じ〜んフォントみた…

水戸黄門・アンド・アザー・時代劇

このお話は知り合いの佐賀県民Fに捧げます。 見知らぬ同志(主に男女)が偶然に知り合う。 それを“出会い”と言う。 ……柄にも無い、ときめいたことを書いておりますが。 “出会い”を活用してゆくと、 出会う 出会えば 出会うとき 出会わない 出会え……。 ん? …

鼻水日和

往生際の悪い残暑のぶりかえしのせいで 半袖半ズボンを復活させているのだが、 電車や建物内でも空調の調整が難しいらしく、 むやみに涼しかったり暑かったり。 おかげさまで、ちょっとした鼻水日和。 夜は駅前で打ち合わせ。 密談と言っていいだろう。 帰り…

丘の一族

昼。昨日書いた、取材するはずだった大物の一件、 結局、企画自体が消滅と電話で知らされる。 もとが降って湧いたような話だったとは言え、何となくブルー。 夜。小林信彦の中篇集「丘の一族」(講談社文芸文庫)を読む。 電車→風呂→寝床と一気通貫。 ハイフ…

夢のゴングショー

「CDジャーナル」10月号届く。 隔月連載「暁の輸入盤ハンター」とDOOPEESのミニ・アルバム評書いてます。 さて、本当なら今日はさる海外のビッグネーム取材の予定だったのだが、 諸事情により急遽延期との報せ。 しかたなく自宅待機となる。 昼間、うつらう…

押忍! バンビ

ご存知でしたか? バンビはオスだったって。 あのディズニーの可憐な子鹿。 彼女と色恋もしやがるんですって。 まいったな……。 どろろ(手塚治虫)が女の子だったと知らされたときよりもショック。 ちょっと大人になった気がします(37歳ですが)。

集金旅行

アストル・ピアソラのアルバムに「新婚旅行」という 柄にも無くほのぼのとしたタイトルの作品があることを知った。 あのピアソラの幽玄にしてシリアスなアコーディオンが伴奏じゃ 新婚さんの会話もはずまねえってば。 「離婚伝説」BYマーヴィン・ゲイに一直…

始まりはいつも穴子

昼、取材。 この4日間で取材のテープが8時間分。 よくもまあ、やりました。このあとが大変。 BGMは「最後まで楽しもう」BY吾妻光良&スインギン・バッパーズ。 夜はグッドラックヘイワ@高円寺ペンギンハウス。 そのあと、桃太郎寿司。 穴子一本焼き(握り)…

おめでとう

ツマの誕生日。 母親の誕生日。 矢沢永吉の誕生日。 赤塚不二夫の誕生日。 従姉の三回目の命日。 サケロックを見ました。 @渋谷クラブクアトロ・二階堂和美レコ発にて。

女中シメキリとの会話

「レコードコレクターズ」10月号発売。 レビューを2本書きました。 遅れていたライナーノーツを一本書き上げ、 その後、西荻窪で取材を2件連続。 家に帰ると、暗がりの中に女中シメキリの姿(本田ちよ似)が。 何だか脂汗を浮かべて踏ん張っているご様子。 …

低い高架の話

都内に、ちょっと車高のある車だと通れない “低い高架”が存在することはご存知だろうか? 代表的なものが以下の4カ所。 ●高輪橋架道橋 ●大田区中央2丁目JRガード下 ●足立区柳原1丁目東武戦ガード下 ●江東区北砂越中島貨物線ガード下 これらの高架は、いずれ…

本は減る、本のhell

ちょっと前に本の供出について書いたが、 過日、三鷹の古本屋にそれらを売本として持って行った。 買取ではなく、富士吉田市で開催されるフリーマーケットへの出品である。 売れ残りは処分してもらう方向。 その話をいただいた古本屋、 「上々堂」と書いて「…

SANKAIKI

朝から羽田空港。 2年前に亡くなった従姉の三回忌のために八代へ。 親戚がおおぜい集まった。 彼女が亡くなった9月14日はぼくのツマの誕生日。 そして、ぼくの母親の誕生日でもある。 だから、ずっと忘れずにいられる。 まるで、お悔やみのような、おめでと…

失念DJ

おお、失念。 昨日の晩、高円寺の「A」という飲み屋さんで行われていた 「レコード供養会」(失敗レコードをDJして供養する会)に出席するはずだったのに。 つつしんでお詫びいたします。

釜めしタイムスリップ

神戸に住んでいた甥と姪と彼女の旦那さん(新婚)が渋谷にやってきたので会食。 釜めし。 この甥っ子たちの母親にあたる女性(つまりぼくの叔母さん)は かつてぼくの実家に住んでいた。 ぼくがまだ5、6歳だった頃、 そのひとは明け方に寝て 夕方起きてくる…

キオ(ス)ク喪失

阿佐ヶ谷駅のホームは今、 午後からはキオスクが消える。 総武線(各駅停車)側のホームはお昼で店じまい。 中央線(快速)側のホームは原因不明の長期休業中。 電車待ちの間に、 うっかり衝動買いもできやしない。 うっかりリポビタンD、うっかりフリスク、…

そんな時代に生きてみたかったと思うけど

雨降り。 原稿の合間にアメリカの友人から送ってもらったDVDを見る。 ピアノを弾くペレス・プラード(鼻血)。 「ペリー・コモ・ショー」に出演したペイシェンス&プルーデンス(再び鼻血)などなど。 そんな時代に生きてみたかったと思うけど、 生きてたと…

京都からきた男

京都の放送局「KBS京都」で働いているIくんがハイファイにやってきた。 この7月から、彼は東京支社に移勤になったと聞いていた。 Iくんとは、2001年のクリスマス時期に開催された KBS京都の開局50周年記念ライヴ・イベント「KYOTO EXPERIENCE」で知り合った…

服部良一 郷愁のメロディー

CD化は半永久的に無理だろうと思われていた パーシー・フェイス楽団の日本録音「不滅の古賀メロディー」が タワレコの店頭に並んでいた。 文字通り、古賀政男メロディーを豊かに流麗にオーケストラルに“洋楽化”した傑作。 1970年日本制作である。 アナログ盤…

頭突きと談志

ちょっと古い話で、 世界のサッカー決勝戦で、フランスの頭の禿げた英雄選手が 頭突きで退場するという事件があった。 あのとき、朝っぱらから起きてテレビを見ていたのだが、 その事件の後、「あーあ」という気分になり、 ツマがたどりついたチャンネルが「…

ゴミ箱リニューアル

部屋のゴミ箱がおニューになった。 まだまっさら。 焦げ茶色のニクいやつ。いや、ニクい筒。 これじゃ、洟かんだチリ紙なんか ポイとは捨てられないよ。 というわけで、歩いて古いゴミ箱まで捨てにゆく。 これってどうだか。

3分の2ターン

2006年も3分の2ターン。 「大人のロック!」第8号届く。 もろもろやりましたが、今回は少なめ。 星野源+寺尾紗穂のライヴ、間に合って4曲ほど見たり、 初対面の編集者の方から本をちょうだいしたり、 延期になっていたDOOPEESの新作、ようやく出ますよとい…